きょうこのことを思う

音楽番組を見ていると
奇抜なグループがはやっている
(あるいは、これからはやろうとしている)
んだなと感じる。

この時ふと
小学生の時家にあった
日本の歴史を漫画にして
わかりやすくしてくれた本を思い出す。
幕末とか、世界大戦前とかのように
世の中が乱れている時には
変なものがはやっていた。

歴史は繰り返す
というのが本当なら、 
今もまさに?

現行の経済システムの根本的破綻
第三次世界大戦
人間の価値観の大転換
他にはどういうのがあるだろう。

とにかく、近いうちーー
ここ15年くらいの間で、
人間の世の中に
大きな変化があるのではないかと
思っている。


最近、ワーキングプアとか
社会の下流化とかのことを
話題にしている本を
よく手にとってしまう。
確かに今は厳しい社会だ。
だけど、それは
都会にこだわるからなんじゃないか。

都会は給料も高いけれど物価も高い。
都会にいる人が
都会で稼いだ給料を持って
田舎に引っ越したら
余裕ができるんじゃないのかと
思ってしまう。
実際NHK(クローズアップ現代)で
東京から鳥取に夫婦で引っ越して
楽しく暮らしていること、
長い目で見ると田舎暮らしの方が
お金がたまるということが
報道されていた。
www.nhk.or.jp › kiroku › detail_3746
いわゆる田舎者の私に言わせれば
今更感がすごい。


地方都市、いいじゃない。


人間関係?
地方とはいえ都市。
そこまでわずらわしくない。

仕事がない?
それは都会でしかできない仕事なの?

ものがない?
いまどきほとんどのところで
スーパー、コンビニ、
カフェやスーパー、遊技場はある。
暮らしには決して困らない。
なくてもネットで何でも揃う。
そもそも24時間営業のコンビニすらないところでも、
毎日遊びに行くわけじゃなければ
暮らせないこともないし。
何より、
都会にいて何がほしいの?


仕事を選ぶには
・どういう仕事をしたいか
・どのくらいの給料を求めるか
・休みはどのくらいか
・福利厚生は
・男女比は
など、ポイントはあるけれど、
・どこで働くか
ということも大事。
リンゴに南限、みかんに北限があるように、
人も、可能性を伸ばせないーー
つらい思いをする土地には
長くいるべきではない。

その土地が好き、
雰囲気が合っているなど
離れたくない明確な理由があるわけでないのなら、
かつて知り合いのいない都会に
暮らしのために
田舎から出て行ったように
知り合いのいない田舎に
暮らしのために
出て行くこともアリでしょう。

田舎というと、
24時間営業コンビニもないような
田舎らしい田舎を想像しちゃうんだろうけれど、
地方都市ならそんなことないって。

まあ、言い古されていることですが、
よほどそこが好きというわけでないなら
都会にこだわるのはやめませんか。

私にできることで、
ブログをほんのわずかでも
誰かにとって有用なものになるようにしたいので、
「おすすめ」カテゴリを作った。
はじめて人に勧めるのは、
数ヶ月前に読んだ本。


『かもめのジョナサン』
作  リチャード・バック
創訳 五木寛之
写真 ラッセル・マンソン
新潮社


読みながら思ったのが、
飛ぶときの描写に用いられた比喩が
すばらしかったということ。
比喩が、飛ぶ動作に臨場感と
躍動感をもたせていた。
まるで、自分がカモメのように飛んでいるかのよう。


ここからが内容について。
食べるために飛ぶ他のカモメと違い、
ジョナサンは飛ぶことを追求していた。
食べることはまさしく生きることなのだから、
ジョナサンは生きるための手段に
生きる意味を見出していたんだな。
これは、仕事にやりがいを見いだす人間に同じだな。

生きるための手段を追求すれば、
誰でも生きる意味を見いだせるのに
群衆はジョナサンの教えに興味を示さず、
ジョナサン自身を神格化することに熱を上げていた。
いやいや違うでしょう。
群衆が愚かな存在に見えた。
でも、仕事にやりがいを見いだして成果を上げた人を、
その人の功績に注目せずただあがめたてるのは、
我々も同じだから、
カモメの群衆を笑うことはできない。 
本作でも、「part three」で、
ジョナサンの直属の生徒もジョナサンを偉大な存在としようとしていたし、
ジョナサンも「part two」において
「神がかりになることはない!」と言われている。

生きるための手段を追求すれば、
誰でも生きる意味を見いだせると
簡単に言うけれど、どういうこと?
生きる意味は、どうやって見出すの?
私は、本作における答えは
「心の持ち方」
にあるのだと読み取った。
「おれは完全なカモメ、
無限の可能性を持つカモメ」
そういうジョナサンのことばがあったのが、
数ヶ月経っても忘れられない。

また、私は読後のメモに
「心の中のひらめき」ということばを残していた。
本の中のことばだと思う。
 素敵なことばだな。
それにしても、最後まで分からなかった。
なぜ
「カモメ」に「飛ぶこと」を追求させる
という設定にしたんだろう。

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