きょうこのことを思う

ついつい検索してしまう。
インターネットで気になる言葉を検索してしまう。
「自分は正しい」とか
「自分の未来は明るい」とか
保証を得て安心したくて検索する。
しかし、その試みは失敗に終わるどころか、逆効果。


無理もない。
私の考察や他の記事で読んだことを総合すると、
・記事、それに付随するタイトルは、読者を増やすため、ショッキングなものが多い。
・人は明るい情報より暗い情報の方が印象に残りやすい。
・明るいことは、そもそもインターネットに書かれない
したがって、ネットに書かれていることによって余計苦しくなることは想像できる。

ネットで解決するならば、
読むよりも書くのがいい。
気持ちの表象により心が整理されるし、同じことを思っている人からのレスポンスがあれば、互いに癒される。


私は、ブログを書くことで、
「インターネットの検索をあたかも安心を得るための確認手段として使っている」
ことから脱却しかかっている。

ANGELS WHISPER 

ゲーム内で、人に勧めてほしいとあったことだし勧めたい!
極力ネタバレしないように書く。


本作は由島博昭という人物の遺作。
自殺した由島氏の元恋人だった女性がChild-Dreamに発信を依頼したらしい。
「アドベンチャーゲーム」というジャンルでくくられている、ストーリーを楽しむゲーム。
選択肢はあるが、誤ったがためにゲームオーバーになることはほとんどない。
また、ほとんどの場面で、すべての選択肢を読めるし、
選べなくてもストーリーの大筋にはあまり関係しないので、
どの選択肢を選ぶかということに悩むことはない。


それでも勧めるのは、
なんといっても、
プレイヤーを引き込む、深みのあるストーリー。

時は1998年。
人類滅亡が騒がれた頃。
舞台は「アンゴルモア」というゲームを作ろうとしているゲーム会社。
主人公・由島は「ヨハネ」をかたるものに狙われているーー
前半は殺人事件の謎を追い、
後半は「ヨハネ」や「アンゴルモア」の正体に迫る。
その過程で、由島の過去も見えてくる。
社会という外側と、意識という内側の両面から人間を見る。
壮大なストーリー。

ゲームの内容も、
実際にゲーム内でことばを打ち込んだり、
ゲーム内からつながるサイトを見たりと島氏の行動をたどるよう。
途中に挟まれた、由島氏の行動や
何気ないやり取りも面白い。

 
この頃から既にあった問題を、私達は未だ抱えているというべきか。
由島氏は人より早く気づいていたというべきか。
世間を震撼させた「ノストラダムスの予言」から、インターネットやゲーム、医療、人間の意識を考える。
インターネットが「どこにもない場所」ということ、
人間の文明はネットワーク上に移行していくということを、1998年(ゲーム制作を考えるともっと前かもしれない)インターネット黎明期に気づいていた由島氏はすごい人だと思う。
そんな由島氏の死は自殺。
こういうところが見えてしまったら、
そりゃ生きていけないよね、と思ってならない。
(私も、少し思わないでもないが、由島氏が至った次元には至れていない)
まあ、そもそも由島氏が実在しているのかもなんともわからないし、
初期の設定自体がフィクションなのかもしれないと、思うところもあるけれど…
そこまで含めて、深みのあるゲーム。


プレイにあたっては、一度見た選択肢も見てみよう。
新しいことが書かれている。
また、可能な限り回り道をするのが、より楽しめる方法だ。

民主党が政権を握っていた頃の
「池上彰のニュース そうだったのか」の
デフレについての結論がこれ。


デフレの仕組みは
ものの値段が下がる
収入が減る
人々が財布の紐を引き締める
安くしないと買わない
ものの値段が下がる
というものだ。
この中で、私達で断ち切れることといえば、「財布の紐を引き締める」ということ。
家計が困らない程度に、
多くの人が消費活動を行う。

デフレの今、やりくりが必要となる。
それは、どれだけ節約するかではなく、何にお金を使うかを考えるということだ。


とはいえ、
経済発展には限界が必ずあり、
ぜいたくがいいこととも言い切れないわけだから、
生活ができるのであれば、
景気の低迷を受け入れて生活する必要があるのかな、と思わないでもない。

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書きかけの段階でアップしてしまっていた。
その時に見てくれた方がいたことがわかった。
その方の時間を奪ってしまったことが申し訳ない。

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