不道徳教育講座
著 三島由紀夫
角川文庫
(黒い表紙に
気だるげな女性のイラストが
描かれているのが
一番本の雰囲気に
合っていると思います)

「週刊明星」という
女性向き大衆週刊誌に
連載されていたものとのこと。
なるほど、ゴシップガールに
語りかけるような文体。

うんとお節介を焼くべし
流行に従うべし
「殺っちまえ」と叫ぶべし
オー、イエス

刺激的。
逆説が効いている。 
しかし、
「なんだかんだ
社会通念からは
離れられないものだよねー」
という終わり方がされているところに
人間らしさを感じる。

1章5分。
大人の読書にぴったり。


ところで私が特に好きなのは

「先生を内心バカにすべし」

先生に対しては、勉強はしておくも
精神的キョリをとるーー
先生の言うことを盲目的に聞くのも
表立って反抗するのも
コドモ。
「本当の大人は、
最悪の教師の何万倍も
手ごわいのです。」



本当はこれじゃなくて、くつろぐ女性の絵の表紙を勧めたいけど…