いろんな政策から、戦争のにおいを感じ取る。
安保だけではない。
むしろ、それ自体では戦争のにおいはしないから怖い。

「一億総活躍社会」と銘打ち、女性が外で働くことを推奨する。
これまでの歴史の中で振り返ると、 ことごとく「戦争中」。
基本的に女性の労働は、家の中あるいは家に密着したことだった。
もちろん、外で力を試したい人に門戸を開いたのはいいことではあるけれど、
そうでもない人まで、政府が駆り出そうとすることが怪しい。

今日もまた、新しく道路が作られる。
確かに、政治家の勢力争いの武器が道路だというけれど、
特定の予算について「削減する」という案を財務省で出す中で、
(実現されるかどうかは別として)
道路を作る予算を削るという話を、私は聞いたことがない。
(聞いたことがあるという方、コメント欄でお知らせください。)
道路が作られるということは、
日本中に人間や物資を運べるようになるということ。
…もっとも、これは、私ではなく、他の人が言ったことだが。

日本において長時間労働が解消されないのも、
本当は、企業のみならず国家としても都合がいいからかも。
経済発展という面だけではなくて、
朝昼晩、土日祝関係なく働く習慣が身についていれば、
いつでも、どんな状況でも駆り出せる。

もしかしたら、18歳を成人とする流れだって、
国際的なものというのもあるけれど、
肉体が最も充実している年代の若者がほしいからかもしれない。

不景気を解消するために戦争が起こったということは、
近代史において繰り返されていること。
ある人が言っていたが、
戦争とは突然始まるものではなく、必ずその布石が敷かれるものだ。
70年前の戦争だってそうだった。

すべて、妄想であればいいのだけれど…