きょうこのことを思う

2016年06月

こんな夢を見た。
 
アーケードを歩いていると、車道をマラソンランナーが走り抜ける。
そのマラソンランナーは、かつて、私にアプローチしてくれた人だった。

 ※※

彼は、若かった。
純粋に私を好きになってくれた。
私の与えるものならどんなつまらないものでも喜んでくれ、私の言葉ならどんな些細なことでも喜んでくれた。
「あなたを女性として守りたい」その目は真剣で、輝いていた。
しかし、私たちは真の恋人にはならなかった。
私たちは、あまりにも年が離れていたからだ。
 
 
夢から覚め、私は、現在の自分の恋人のことを思った。
私は、彼のように、純粋に恋人を愛しているだろうか?
答えがNoだと悟った私は。恋人と別れることにした。
いや、こちらから別れを告げずとも、恋人も私から離れたがった。
そうしてどちらからともなく、私と恋人は別れた。
 
 
夢から覚めて、私は、安定した、さわやかな気持ちになった。

豪華な身なりに豪勢な食事でお金持ちに見えるが、本当は貯金もない。
明るくふるまっているが、本当は不安でたまらない。
 
この世の中、物質的・精神的に「本当は…」が必ず存在する。
他の人からは見えず、本人だけが知っている、それぞれの抱える事情がある。
 
私も、強そうなことを書いているけれど、本当は弱くて、不安に押しつぶされている。
少々のことではへこたれないように見えるけれど、本当はめげやすい。
あなたにも、そういうことはありませんか。
こんなに悩んでいるのに、人からは「悩みがなさそう」なんて言われたりして…
 
 
誰もがみんな「本当は…」を抱えているし、
「本当は…」は、ほかの人からは見えない。

私はある時から経済に興味を持ち始め、
どうやって自分の資産を守ろうか、世界や日本の経済はどうなるのかを気にするようになった。
すると、しばらくして、『断絶の時代』(P.ドラッガー)といった経営学の本を教えてくださったり、
投資信託や株といった資産運用を勧めてくださったりする人と知り合った。


また、「婚活」に励んできた女性に、
彼女と同じように結婚を望む男性を紹介してもらえたということもある。
(その男性とうまくいったかはまた別の点で…)
 

二者に共通していえることは
人との出会いには意味があり、必要だから出会うのであるということ。
今知り合っている人を通して、
自分がどういう人間であり、どういうことを求めているのかを、
その人の発言や行動より見つめなおすことができる。


だから、自分のなりたいもの、やりたいことは、人に話してみるといい。

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