お金の本によく書いてある「消費」と「投資」と「浪費」について思う事。 : 習慣が私を変える!~まいにちの小さな積み重ね~

お金の本には、お金の使い方とは「消費・浪費・投資」の3パターンがあると書いてある。
(私はこれをある人から聞いた。どういうことかは上記ブログをお読みください。)

結局のところは自分次第だ、というのが上記のブログ。
さらに、私は、あたりまえだけれども「人それぞれ」だということを付け加え、
この記事で言っていることを強調しようと思う。

たとえば、車を夫婦で2台持っている人。
一般的には…夫婦が1台の車に乗ればいいのだから「浪費」。
では、
この夫婦が公共交通機関の通らないところに住んでおり、車でないと買い物にも行けない状況にあれば
車2台は「消費」の一種になるのか?
あるいは、夫婦ともに外で稼いでいて、それぞれ勤務地が離れている場合は
車2台が「投資」にならないか?

服の場合ならもっと顕著。
暑さ・寒さ・けがをしのぐ点で「消費」。
基本的に必要最小限を超えがちだという点で「浪費」。
商売等において、身ぎれいにすることで他の人からの信頼感を高めるという点で「投資」。


そもそもお金は、使われてはじめて生きるもの。
お金を使うということは、お金を生かすことであり、この資本主義経済を動かすこと。
たくさん稼いだところで、お金を生かす場がなければ、
お金は「ものの数にもはいらないモノ」(岩井克人)と化してしまう。
「消費・浪費・投資」と唱える人に限って、ほかの人のお金の使い方に干渉する傾向にあるのでは?
お金は確かに、合理的かつ建設的に使われるべきもの。
しかし、その判断は人それぞれで、
各人が自分の判断でお金を使い、社会を動かしているのだから、それでいいじゃない。
他者のお金の使い方に干渉していたら、資本主義経済がいびつなものにならないだろうか。
「消費・浪費・投資」を、人に干渉する時に用いる言葉にするんじゃないよ、と言いたい。