人間は大きな変化を好まない。
だから、イギリスEU離脱問題は、残留派勝利で終わるだろうと思っていた。
それだけに、離脱派勝利には驚いた。

しかし、どこかで、
イギリスがEUを離脱し、世界が大きく変わらないかと願っていた。
したがって、これからどうなるのか、少しわくわくしている。
・国民投票に法的拘束力はないし、
他国の引き止めが起こることもある以上、
結局EUを離脱することはないのではないか
…すると、イギリス国民は政治を信用しなくなり、国内が大混乱。
スコットランド問題もあるので、その時点でイギリスは大きく変わる。
・EUを離脱したがっている国は他にもある
…離脱ドミノが起こり、EUは解体する


国民の多数派は、後で損をする大きなお金よりも、目先の問題の解決を取った。


残留派の懸念する経済的混乱?
もう十分豊かになっているのに、これ以上どう経済的に発展するというのか。
経済的発展という方向では、国民レベルにおいてはもう歪みが出てきている。
本来、国民が豊かに生活することと国富はつながっているのではないの?
少なくとも、格差が開きつつある今は、一部の者だけにお金が集まっている状態で国富をはかっている。
そこにNOを突きつける国民が勝ったというわけだ。


やはり、これから、世の中は大きく変わる。
アメリカ大統領選挙の候補者にしても、従来の、WASPの男性候補者は残らなかった。(2012年はどうだっけ…)
経済的に発展したのに、幸せとはいえない状況を、これからはなんとかする方向に向かうのか。